妊娠中飲んでも大丈夫な頭痛薬は??
妊娠中飲んでも大丈夫な頭痛薬って??
せっかく
医薬品登録販売者の資格を
持っているので、
たまにはお薬のハナシを☝️😁
妊活中、不妊治療中、
もしかしたら妊娠してるかも?
あるいは胚移植後に
頭痛薬って大丈夫なの??
今のところ、
妊娠中に使用可能とされているのは
『アセトアミノフェン』のみです☝️
商品名だとカロナールあたりでしょうか✋
妊娠後期でなければ、
NSAIDsを選択されることも
時々あるようです✋
(有益性投与)
ですが、2018年1月、
アメリカで妊娠初期に
解熱鎮痛薬のアセトアミノフェンを
使用すると、
生まれてくる子どもの
言語発達が遅れる可能性がある
ことを示唆する研究結果が出ています。
『妊娠8~13週までに
アセトアミノフェンを使用した
母親から生まれた女児では、
2歳6カ月時の
言語発達遅滞リスクが高かった。
特に妊娠8~13週までに
6錠以上のアセトアミノフェンを
使用したと報告した母親から
生まれた女児では、
同薬を使用しなかった母親から
生まれた女児と比べて
同リスクは5.9倍と高かった。』
この研究結果について専門家は
『この研究結果が必ずしも
アセトアミノフェンによるものではない
可能性もあるが、
妊娠中のアセトアミノフェンの使用は、
どうしても必要な場合に
とどめておくべき』
との見解を示しており、
妊娠中にアセトアミノフェンを
使用する場合は医師に相談し、
医学的に妥当とされる場合に限り
服用することが重要だと述べています。
また、別の研究では
アセトアミノフェンの服用により
子どもの
ADHD(注意欠陥、多動性障害)
リスクが上がるとも言われています。
今までは大丈夫だと言われていた
アセトアミノフェンですが、
(私もごく最近まで大丈夫だと思っていました)
ここ最近、そうとは言いきれない
論文があがってきています。
別の見解ですが、
自然発生率を上回っていないので
気にするほどでない、
欧米に比べ日本人の方が
薬に関して慎重なので
この論文結果について
日本人には当てはまらないと
言われてもいます。
海外での結果なので、
適量で短期間であれば
問題はないのかもしれませんが、
過剰な量や長期服用してしまいやすい
かたは、自己判断ではなく、
服用する際はお医者さんに
ちゃんと相談しましょう✋☺️
今のところ『有益性投与』と言って、
リスクよりも投与の有益性が上回る場合に
処方されているお薬はたくさんあります。
ちなみに、
薬に頼りにくい妊娠中の諸症状こそ
鍼灸の出番です☝️
妊娠中の頭痛、肩こり、腰痛、
むくみ、便秘などは
ぜひ近くの鍼灸院をご利用ください☝️
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