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【妊活女性必見】妊娠に必要な卵子の「数」と「質」|西洋医学×東洋医学でできること

「妊娠するには卵子が必要」とは誰もが知る事実ですが、実は重要なのは「数」よりも「質」だということをご存じですか?

現代では不妊治療が発展し、検査で卵巣の状態や卵子の数(卵巣予備能)をある程度把握することができるようになりました。しかし、その一方で「卵の質を良くしたい」「年齢とともに質が下がるのをどうにかしたい」という声も多く聞かれます。


今回は、西洋医学と東洋医学の両方の観点から、妊娠に必要な「卵子の数」と「卵子の質」について詳しく解説し、卵子の質を高めるためにできることをご紹介します。


はじめに:妊娠に重要なのは「卵子の数」よりも「質」

「年齢とともに妊娠しづらくなるのはなぜ?」
「卵子の数と質、どちらが大事?」
妊活中の方なら、一度はこのような疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。

実は、妊娠の可能性に大きく関わるのは「卵子の数」よりも「卵子の質」だといわれています。


1. 卵子の「数」と「質」の違いとは?

● 卵子の数(卵巣予備能)

女性の卵子は、胎児の時点でおよそ600万個ほど存在し、出生時には200万個、思春期には20〜30万個にまで減少しています。
そして排卵できる卵子の数は、生涯で約400〜500個ほどといわれています。

卵子の数(卵巣予備能)は加齢とともに減少し、閉経を迎えると排卵は起こらなくなります。

主な指標には以下のものがあります:

  • AMH(抗ミュラー管ホルモン):卵巣に残っている卵子の数を推測する指標
  • FSH(卵胞刺激ホルモン):高値の場合は卵巣機能の低下を示す
  • AFC(胞状卵胞数):超音波検査で数えられる卵胞の数


● 卵子の質

卵子の「質」とは、染色体の異常がない健康な状態であること、受精・着床・分割の能力が高いことを指します。
この質は加齢や生活習慣、ストレス、血流などの影響を強く受けます。

卵子の質が低下すると…

  • 受精率の低下
  • 分割停止
  • 着床障害
  • 流産リスクの増加

といった問題が起こりやすくなります。

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2. 西洋医学から見る「卵子の数と質」

● 卵子の数はコントロールできる?

残念ながら、卵子の「数」を増やすことは現時点では不可能とされています。AMHの値が示すように、加齢とともに自然に減っていくものです。

しかし、早めの不妊治療や体外受精などの方法を活用すれば、残された卵子での妊娠のチャンスを高めることは可能です。


● 卵子の質を上げるためにできること

西洋医学的には、以下のような対策が推奨されています:

  • 抗酸化物質の摂取(ビタミンC・E、コエンザイムQ10)
  • 適正体重の維持
  • 良質な睡眠とストレス管理
  • 禁煙・節酒
  • 血糖コントロール(インスリン抵抗性の改善)
  • ミトコンドリア機能の向上

特に、卵子の質には「ミトコンドリア」が深く関与しており、ミトコンドリアの働きをサポートする栄養素(CoQ10やL-カルニチンなど)が注目されています。


3. 東洋医学から見る「卵子の数と質」

東洋医学では「卵子の数と質」を「腎の精(じんのせい)」の状態と関連付けて考えます。

● 卵子の数=腎の精(生命エネルギー)

東洋医学では、女性の生殖力は「腎」という臓器と密接に関係しています。腎には「先天の精」が蓄えられており、これが卵子の元となるエネルギーと考えられています。

加齢や過労、ストレスにより腎の精が消耗すると、卵子の数が減少すると考えられます。

● 卵子の質=血の質と流れ

卵子が育つには「血(けつ)」の巡りが重要です。東洋医学での「血」は、子宮や卵巣に栄養を与える源。血が不足していたり、巡りが悪い状態(瘀血)だと、卵子の質にも影響が出るとされています。

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● 腎の精=卵子の元

  • 「腎」は生命力や生殖力を司る臓腑
  • 加齢・ストレス・過労により「腎精」が消耗すると、卵子の質が低下するとされる

● 血(けつ)=子宮・卵巣の栄養源

  • 血の不足や流れの悪さ(瘀血)は、卵巣・子宮に十分な栄養を届けられず、卵子の育ちや着床環境を悪化させる




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4. 鍼灸によるサポート

妊活鍼灸では、以下のような体質改善を目指します:

● 腎を補う(補腎)

  • 「命門」や「腎兪」、「太谿」などのツボを用いて腎の精を補い、生殖力を高めます。

● 血を補い巡らせる(補血・活血)

  • 「三陰交」や「血海」、「関元」などを用いて子宮・卵巣周辺の血流を促し、卵巣機能の改善を図ります。

● 自律神経の調整

  • 不妊に関わるストレスは自律神経のバランスを乱し、ホルモン分泌に影響を与えます。鍼灸は副交感神経を優位にし、リラックスを促進します。

● 冷えや瘀血の改善

  • 子宮の血流を妨げる「冷え」や「瘀血(おけつ)」を改善し、体全体の巡りを整えることで、卵子の育ちやすい体内環境を整えます。




5. 日常でできる卵子の質を高める習慣

鍼灸に加え、日常生活でも以下のような工夫を取り入れることが大切です:

  • 体を冷やさない(腹巻き、温かい飲み物)
  • 夜更かしを避け、しっかり睡眠をとる
  • 精神的な緊張をほぐす(呼吸法、アロマなど)
  • 毎日の食事で気血を補う(黒豆、なつめ、クコの実、山芋など)
  • タバコ・アルコール・過度なカフェインを控える





年齢とともに卵子の数は減少していきますが、卵子の質を高めることは努力次第で可能です。
そのためには、体の内側からアプローチすることが大切です。

西洋医学、サプリや生活習慣の見直しと、東洋医学(鍼灸)による体質改善を組み合わせることで、より妊娠しやすい体づくりが目指せます。



✅ 妊活専門鍼灸で「卵子の質」を高めるサポートをしています

当院では、妊活中の方に向けたオーダーメイドの鍼灸施術を行っています。
体外受精や人工授精などの不妊治療を受けている方にも多数ご来院いただいており、医療との併用も安心してご相談いただけます。

「卵子の質が気になる」
「AMHが低いと言われた」
「なかなか妊娠につながらない」
そんなお悩みがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

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