卵巣年齢と妊娠率は関係ない?
米国立衛生研究所(NIH)が先日、
抗ミュラー管ホルモン(卵巣予備能、AMH)に関する論文の発表を行いました。
「卵巣予備能の低い女性は不妊治療が奏効しにくい」と言われていますが、実際にそれを裏付ける研究はほとんど行われていないそうです。😣💦💦
研究グループは、3カ月以内に妊娠を試みた30-44歳の女性750人の尿および血液検査の結果と妊娠率(市販の妊娠検査薬で確認)との関連を検討。
除外基準は多嚢胞性卵巣症候群、卵管閉塞、子宮内膜症などの妊孕性に問題があることとされました。
妊娠を6サイクル試みた結果、
抗ミュラー管ホルモン低値群と正常値群で妊娠の確率に有意差はなく、
(低値群65% vs. 正常値群62%)
12サイクル後も同様で
(82% vs. 75%、いずれも喫煙、最近の経口避妊薬の使用、肥満など妊孕性を低下させる要因を補正した後の数値)
FSH値の高値群と正常値群の比較でも
妊娠の確率に統計学的有意差は認められず(6サイクル後の各群の確率61% vs. 62%、12サイクル後82% vs. 75%)。
研究グループは、
「女性は誕生時に卵子の数が決まっており、妊娠可能期間に徐々に卵子数は減っていく。今回の検討からは、卵巣予備能のバイオマーカー検査では、まだ妊娠可能期間にある比較的高齢な女性の妊娠の可能性を予測できないことが示唆された」
と指摘しています。
一方、「卵巣予備能を示すとされるバイオマーカーの値が低い若年女性が赤ちゃんを産めないと心配する必要はないとも言える」との見解を示しています。
今回の研究結果では、
現時点で『卵巣年齢が高いから』という理由で
妊活・不妊治療は諦めなくてもいい、
妊娠できる可能性は充分あると言えるのではないでしょうか?(^^)
ただ、AMH低値ということは
卵巣に残っている卵の数が少ない
ことに変わりはありません。(;><)
『妊娠が難しい・卵の質が悪い』わけではありませんが、残された時間は長くはないと思います。😭💦💦
少しでも質の良い卵ができるよう、
妊娠の確率が高くなるよう
ぜひ東洋医学を取り入れてみてほしいと思います👆
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