最近の学会雑誌より
2021年の日本受精着床学会誌より
レトロゾール・クロミフェン(クロミッド)併用療法の排卵誘発効果
ホルモン補充周期下融解胚移植におけるプロゲステロン膣剤2剤の比較検討
(ワンクリノンとウトロゲスタン)
胚盤胞移植後早期の血中β-hCG値測定による着床判定の有用性の検討
レルゴリクス(レルミナ)経口投与によるアンタゴニスト法の臨床成績の検討
反復着床不成功例に対するERAの有用性
人工授精における子宮内フローラ検査の有効性
低温下における精子運動能低下を抑制する保温容器の検討
筋力増強目的サプリメントに含まれたテストステロンによる無精子症(男性不妊)
人工授精における総運動精子数と妊娠率の関連性
などが発表されていました。
特に、『低温下における精子運動能低下を抑制する保温容器の検討』では治療中の皆様の役に立つ研究結果だと思うのですが☝️☺️
どういう研究かと言うと、
冬の寒い時期に自宅で採精し病院まで持って行く場合、どういう容れ物に採精カップを入れれば著しい温度の変化を防げるのか
という研究です。
検討されたのは100円ショップなどに売っている水筒やお弁当などを保温する、中が銀色の保温バッグや発泡スチロール製の箱、タ○ガーやサー○スの保温ジャー、TENGAが出している専用の保温容器など6種類。
そして、
1番温度変化を防げたのはなんと!
タ○ガーやサー○スの保温ジャーでした☝️😁
これは夏の高温時期に温度が上がりすぎないものはどれか検討した場合も同じ結果だったそうです☝️
(採精から1時間後の比較)
(保温ジャーってこういうのです☝️😁)
個人的にはお弁当箱に採精カップを入れて病院に持っていくのはやや抵抗がありますが…😂💦💦
ぜひご参考までに☝️😁