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赤ちゃんが私を選ぶ?
赤ちゃんは授かりもの?
空からママのところへ行く時を待っている?
よく、こんな言葉を耳にします。
私自身、
今やっと子どもを授かることができたので
この言葉を素直に受けとることが出来ますが…
結婚してなければ…
子どもが欲しいと思ってなければ…
もしくは、
妊活を始めたばかりなら
赤ちゃんが待っているから頑張ろう!
と思えるし、言えるような気がします。
ですが、
なかなか結果が出ない。
そもそも治療自体うまく進まない。
妊活中で過去に中絶の経験がある。
授かることができず、治療を卒業した。
また陰性だった。
リセットした。
そんな時、
この言葉はとても残酷だなとも思ってしまいます。
私が悪いから
赤ちゃんが降りてきてくれないのでしょうか?
いつまで待てばいいのでしょうか?
どうしてあの子は妊娠するんでしょうか?
治療を卒業した私は
『赤ちゃんに選ばれなかった』
ということなのでしょうか?
これはあくまでも私個人の考えです。
治療家として、
皆様が前向きに治療に向き合えるよう
支えるのが仕事だとは思いますが、
私自身、毎日前向きに過ごすことが出来たわけではありません。
本当はこんな風に 『ポジティブに考えましょう』
という教えなのかもしれません。
度重なる陰性続きの中、
『赤ちゃんが待っているから頑張ろう』
とタフになれれば良いのかもしれません…(*_*;
ですが、
実際私自身が子どもを授かるまでの5年間、
こんな風に前向きにいられた時間は
多くなかったように思います。
『赤ちゃんは授かりもの』
それは、出産して、
自分の腕の中に抱くことができたからこそ、
はじめてそう思えるもの
のような気がします。
あなたが悪いわけではありません。
妊娠できないのではなく、
まだ妊娠してないだけなんです。
分かっているような言い方になりますが、
ツライ思いをしている分、吐き出してイイと思うんです。
ただ、
ご自分を責めたりすることはしないでください。
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