「妊娠しやすい体質へ!東洋医学の視点で不妊の原因をチェック」
1. はじめに
「妊活を頑張っているのになかなか妊娠できない…」そんなお悩みを抱えている方は少なくありません。
現代医学ではホルモンバランスや卵巣機能、子宮の状態などが注目されますが、東洋医学では「証(しょう)」という体質の分類をもとに不妊の原因を考えます。
今回は、東洋医学の視点から妊娠しにくい身体の状態を解説し、改善方法についてご紹介します。
また、東洋医学では「未病」という概念があり、不妊症として診断される前の段階でも、体質改善をすることで妊娠しやすい身体へと導くことができます。
妊活中の方だけでなく、将来的に妊娠を希望する方にも役立つ内容となっています。
2. 東洋医学における不妊の主な証
東洋医学では、不妊の原因を「気・血・水(き・けつ・すい)」のバランスの乱れと捉えます。以下に代表的な証を紹介します。
(1)腎虚(じんきょ)タイプ
特徴:
- 月経周期が長い、または短い
- 経血量が少ない
- 冷え性、腰痛、疲れやすい
- 白髪が増える、耳鳴りがする
- 精神的に不安定になりやすい
原因: 腎は生殖機能と密接に関わる臓腑であり、腎のエネルギー(腎気)が不足すると、妊娠しにくくなります。加齢や過労、ストレスなどが腎虚を引き起こします。
改善法:
- 黒ゴマ、クルミ、山芋、黒豆など腎を補う食材を摂る
- 下半身を温める(湯船に浸かる、腹巻を使う)
- 無理なダイエットを避け、適度な休息を取る
- 早寝早起きを意識し、生活リズムを整える
(2)血虚(けっきょ)タイプ
特徴:
- 月経量が少ない、経血の色が淡い
- 貧血気味、顔色が青白い
- 皮膚や髪が乾燥しやすい
- めまい、動悸がする
- 爪が割れやすく、筋肉がこわばることがある
原因: 血(けつ)は子宮や卵巣の働きを支えています。血が不足すると、子宮内膜が十分に厚くならず、着床しづらくなります。食生活の偏りや過労、慢性的なストレスが血虚の原因になります。
改善法:
- レバー、ほうれん草、ナツメ、黒糖など血を補う食材を摂る
- 夜更かしを避け、しっかり睡眠を取る
- 鍼灸で血流を促進する
- 軽いストレッチやヨガを取り入れ、血流を改善する
(3)瘀血(おけつ)タイプ
特徴:
- 生理痛がひどい、血塊が多い
- 月経血の色が暗赤色
- 手足が冷えやすい
- 肩こりや頭痛が多い
- 目の下のクマが目立つ
原因: 瘀血(おけつ)は血流の滞りを指します。ストレス、運動不足、冷えなどが影響し、血の巡りが悪くなると、子宮の環境が悪化し妊娠しづらくなります。
改善法:
- ショウガ、ニラ、ネギ、シナモンなど血流を促す食材を摂る
- 軽い運動(ウォーキング、ストレッチ)を習慣化する
- お灸や鍼治療で血流を改善する
- 半身浴で体を温め、血流を良くする
(4)気滞(きたい)タイプ
特徴:
- 生理前にイライラする、胸が張る
- お腹が張りやすい
- ため息が多い、ストレスを感じやすい
- 頭痛や肩こりがある
- 食欲にムラがあり、便秘や下痢を繰り返す
原因: 気(き)は体のエネルギーの巡りを司ります。ストレスや精神的な負担が大きいと、気の巡りが滞りホルモンバランスが乱れ、不妊につながることがあります。
改善法:
- 柑橘類(みかん、レモン)、香味野菜(シソ、ミント)を摂る
- 深呼吸やヨガでリラックスする
- 自然の中で過ごす時間を増やす
- 仕事や日常のストレスを減らす工夫をする
3. 東洋医学的アプローチで妊娠しやすい身体へ
東洋医学では、不妊の原因を個々の体質に合わせて考えます。ご自身の証を知り、適切なケアを行うことで、妊娠しやすい身体へと近づけることが可能です。
また、鍼灸治療は気血の巡りを整え、ホルモンバランスの調整に役立ちます。
当院では、不妊に悩む女性に向けて個別の体質診断を行い、最適な施術を提供しています。お悩みの方はぜひご相談ください。
「妊活を頑張っているのに結果が出ない…」とお悩みの方は、ご自身の体質を見直し、東洋医学的なアプローチを試してみてはいかがでしょうか?
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