インスリン抵抗性って何??インスリン抵抗性があると不妊になる??
不妊治療専門クリニックでしばしば検査項目の一つとされている『インスリン抵抗性』
インスリン抵抗性の検査で引っかかり、メトグルコなどを処方されている方もいるかと思います。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方にもこのインスリン抵抗性を持っている方が多いと言われています。
では、インスリン抵抗性とは何のことでしょうか?
インスリン抵抗性とはインスリンという血糖値を下げるホルモンの分泌は正常であるのに
身体の細胞が反応できていないため高血糖になりやすく、
身体が慢性炎症を起こしやすい状態のことをいいます。
体内で血糖値が高い状態が続くと体を構成するタンパク質が糖と結合してタンパク質の変性(劣化)・老化を起こしてしまいます💦
(糖化:AGEs(終末糖化産物)といいます)
糖化が卵巣や子宮の血流低下、卵子の変性や老化の原因にもなるといわれています。
AGEは活性酸素を増やし、身体の中の酸化ストレスを増加させてしまいます、そのことがさらにインスリン抵抗性を悪化させ、インスリンの分泌する働きを低下させてしまいます。
インスリンの働きが悪くなるとエネルギーをつくる効率が落ちてしまい卵巣であれば質のよい卵子をつくることができなくなってしまいます。
そこにAGEがつくられるようになると活性酸素が増え、卵子の質を悪くしてしまうという悪循環が起こるのです。
細胞内には古くなったミトコンドリアやたんぱく質など細胞内のゴミを掃除する仕組みをもっているのですが、ここにもAGEができてしまうと、細胞内のお掃除システムがやられてしまい、ますます、細胞の老化が進んでしまいます。
このように、インスリン抵抗性を放置していると卵子が育ちにくく、卵子が育ったとしても質の悪い卵子しか育たず、不妊や流産の原因になってしまうのです💦
インスリン抵抗性は内臓脂肪型肥満とも呼ばれていますので、見た目ではわかりません💦
もしかしたら良い卵胞が育たないのはインスリン抵抗性を持っているからなのかも?!
自分はもしかしたらインスリン抵抗性を持っているかもと思った方はぜひ検査を受けてみてくださいね❣
ちなみに、インスリン抵抗性を持っているとこんな症状があります↓
インスリン抵抗性があると…
・糖が細胞に取り込まれず、身体のエネルギーが不足し疲れやすくなる
・男性ホルモン値が高くなり排卵(卵胞の育ち)を抑制する
・運動や食事をしても体重が減らない
・過剰な食欲、猛烈な空腹感の発作
・甘いものが食べたくなる
・頭痛が頻繁に起こる
・日中の眠気(特に食後)
・多汗症
・肌荒れ(暗色角化症)
・むくみ、尿量増加、のどの渇き
・身体のどこかにずっと慢性炎症が起きている状態
当てはまる症状などはありましたか??
少しでも改善すべき症状や原因が早く見つかって、妊活を卒業、新しいご家族を腕に抱くことができますように☆彡
鍼灸では身体の巡りを良くし、自律神経を整え、脳の視床下部などホルモンに関わる部分をケアすることで細胞の生まれ変わりを促進し、正常なホルモンバランスに戻してインスリン抵抗性を改善させていきます✨
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