AMHの平均値や基準値は？高いほうがいい？福岡で妊活するなら

不妊治療専門クリニックなどで測る血液検査の一つにAMH検査というものがあります。

AMHはアンチミューラリアンホルモンといい、発育過程の卵胞から放出されているホルモンですので、このAMHを測ることで卵巣予備能（卵子の残りの数）をおおよそ知ることができます。

このAMH検査で卵巣予備能を知ると
・どのくらいのスピード感でステップアップをしたほうが良いのか
・多嚢胞性卵巣症候群ではないか
・体外受精・顕微授精の採卵で卵巣が腫れやすいか、どのくらい卵子が採れそうか

などがわかります。

数値が低いと、卵巣年齢が高い＝残りの卵子が平均に比べて少ないことを意味します。
逆に数値が高いと多嚢胞性卵巣症候群の疑いや、採卵で過剰に卵胞が反応してしまう恐れがあり、排卵誘発剤の調節に気をつけなければならず注意が必要になります。

ちなみによくある質問で
・ピルを飲んでいたら生理や排卵がない分、卵子の数は減りにくいですか？
・妊娠中は生理が来ないから卵子は減りませんか？
・採卵でたくさんの卵を採るとその分卵子が少なくなり、閉経が早まりますか？

と聞かれることがありますが、どれも間違いです。

月経や排卵に関係なく、毎月卵子は一定数減っていきます。
ピルを服用することで排卵をコントロールし、卵子の減少を抑制できる可能性があるとの報告がありますが、これは明確には証明されていません。卵子の減少を防ぐ確実な方法はまだ確立されていない一方で、喫煙が卵子の減少を促進することは明らかです。また、抗がん剤の使用が卵子の減少に影響を与えることも知られています。

鍼灸でAMHの数値を上げることはできますか？福岡不妊治療専門鍼灸整体サロン | 鍼灸サロンシンヴィア (shinvier.com)

では。AMHに平均値や正常値、基準値などはあるのでしょうか？

AMHには個人差が大きく、20代や30代でも数値にばらつきがあります。検査を受けた際、自分の数値が正常範囲内かどうか気になることでしょう。しかし、AMH値には「正常値」という設定が存在しません。ですが、統計上の平均値を取ることは可能であり、それを基にして一般的な同年齢層と比較し、卵巣予備能が多いか少ないかの指標として判断することができます。AMHの値は年齢と共に低下し、同年齢層でも個人差が大きいことが知られています。したがって、AMHの平均値は、卵巣予備能の多寡を判断する一つの方法として有効ですが、個々の状況に応じた評価が必要であると言えるでしょう。

とは言え、AMHの数値だけで妊娠できるできないが決まるわけではありません。
卵の質が変わればAMHの数値は関係なく妊娠できます！
ぜひ体質を変えて、血流を良くし妊娠できる身体に整えていきましょう！

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